褒めると貶す

哲学

褒められて嫌な気になる人はいない・・・!

褒められたい・・・!

頑張ってやってみたのに、貶されてしまった。。。

などなど、褒めることはなんとなく大事だと思っていますが、そもそも褒めるとはどういうことなのか考察していきたいと思います。

褒めるの反対が貶すだと思っていますので、褒めるを理解してもらうと貶すも同時に理解していただけます。

他人を褒めることが出来ていますか?

褒められた経験は誰でも人生で一度はあると思います。

また誰かを褒めた経験もあると思います。

 

自分は他人を褒めるのが上手だ!と思っている人はどれくらいいるでしょうか。

いつも人を褒めている。だから、自分の周りには素晴らしい人ばかりで人生順風満帆だ!という人はおそらくこの記事は見ていないと思います。

褒めたつもりが、相手に伝わらずに結果的にイヤな想いをさせてしまった(であろう)経験がある人も多いかと思います。

 

対人関係において、自分と相手がいますので、こちらが褒めようと思ってを褒め言葉を言ったとしても、相手はこちらが言った誉め言葉を褒め言葉として、受け取ってくれるか分かりません。

褒めたつもりになっている。褒め言葉を言っただけ。になってしまいます。

 

ではどうすれば相手を褒めることが出来るのではしょうか?

考えていきたいと思います。

相手が喜ぶ褒め方とは

相手に喜んでもらえる褒め方というのは、大きく分けて2種類あります。

プレゼントと選ぶのと同じような感覚になります。

1、相手がそもそも欲しい褒め言葉を言う

2、相手が受け取りやすい形(納得できる・腑に落ちる形)の褒め言葉を言う

それぞれ見ていきます。

1、相手がそもそも欲しい褒め言葉を言う

これはそのまんまですね。

例えば、筆者のブログを書いていますので、説明が分かりやすいとか読みやすいとか言ってもらえると嬉しいわけです。

日常生活だと、新しい服を着ている人がいたら、その服かわいいね、やその服似合っているね。などが喜ばれます。

仕事を頑張っている人だと、よく頑張っているね。とても助かっているよ。といった感じで褒めるのが効果的かなと思います。

見たまんまを褒めるので、そこまで難しくはないかなと思います。

※モラル違反や、他者と比較して君の方が優れているといった褒め方は止めておきましょう。

2、相手が受け取りやすい形(納得できる・腑に落ちる形)の褒め言葉を言う

この2が、この記事のメインになります。

こちらが相手のすごいと思ったところを、正確に伝わるように伝える(褒める)にはどうすればいいのかですね。

 

受け取りやすい、納得できる、腑に落ちる形、というのはザックリ言うと説得力のある言い方をするということです。

赤ちゃんと母親の関係性を例にして、説得力のある褒め方について考えていきます。

母親(自分)というのは、赤ちゃん(褒めたい相手)ことをずっと見ています。

少し前(過去)まで立ち上がることが出来なかったのに、気が付けば(時間が進むと)立ち上がって歩き始めます。

母親というのは、【立てなかった(出来なかった)→立てるようになった(出来るようになった)】過程を全て見ているわけですね。

ですので、赤ちゃんからするとずっと見てくれている母親が立てるように自分(赤ちゃん)を見て、褒めてくれると嬉しいと感じるわけです。

 

通りすがりの老夫婦から、赤ちゃんに対して褒め言葉を言っている場面があります。

この場合は、赤ちゃんの母親は嬉しいかもしれませんが、赤ちゃん自体はおそらく嬉しいとは感じていないかと思います。

赤ちゃんと老夫婦には関係値が無く、お互いに知っている関係ではないからです。

 

初対面で、男性が女性に対して「君、かわいいね。」と言っても、「どうせ、誰にでも言っているんでしょ。」というやり取りです。

 

相手のことをよく見ているという前提が、褒めることにおいてとても大切な要素となります。

これを初対面、もしくは関係が浅い内からでも伝えられるようにしたいわけです。

 

まとめると相手が喜ぶ褒め方というのは、第三者視点から相手を観察し過去→未来(現在)に向かって、ネガティブ→ポジティブな言葉を使い感想を言うことで、結果的に相手が褒められたと感じること。となります。

 

例をあげると、

・「歩けて偉いねえ」→「ついこの間まで歩けなかったのに、もう歩けるようになって偉いねえ。」

 

・「大切に想っている。」→「初めて出会ったときはなんとも思っていなかったけど、今はとても大切に想っている。」

 

・「資料作るの上手いなあ」→「資料の作り方なんでこないなことになんねんと思ってたけど、めちゃめちゃ上手なったなあ。」

※資料・プレゼン・気遣い・お店選び・挨拶・後輩への声の掛け方・などなんでも応用できます。

 

・「君、かわいいね。」→「ショートカットが似合う女性って、かわいい人が多いよね。」

※ショートカットが似合うの部分は・白いワンピースが似合う・英語が話せる・部屋(靴・爪・鞄)が綺麗な・旅行好きな・とかこの辺はなんでもいいです。

 

・「かっこいいですね。」→「かっこよくて、一緒にいるだけで緊張します。」

※かっこいい→賢い、緊張→勉強に変えるなど応用できます。

いかがでしょうか。

後半パートの方が、褒められた気になるのではないかなと思います。

貶すとは

褒めるの逆パターンが貶すになります。

なので、貶すとは第三者視点から見て、過去→未来(現在)に向かって、ポジティブ→ネガティブな言葉を使い感想を言うことで、結果的に相手が貶されたと感じること。となります。

 

例をあげると、

・「なんで資料作成も出来ないの?こんなの今どき小学生でも出来るよ。」

・「君はあの子を見習って、もうすこしメイクの勉強した方がいいよ。」

・「同期入社のA君のもうプロジェクトを任されているのに、君はダメだなあ。」

一瞬で嫌いになれますね。

まとめ

今回は褒めると貶すについて考察してみました。

いつの間にか好かれている人がいて、いつの間にか嫌われている人がいます。

すこしの違いが、時間経過とともにとても大きな差になっていきます。

ただ話しているだけで、プレゼントと与えれる人になりたいなと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

関連記事

思考は現実化するパート1【お金持ち編】

自分に自信が無いから有るに変える方法

頑張らない生き方が良い生き方

コメント

タイトルとURLをコピーしました