訓練と練習【練度について】

哲学

避難訓練、練習問題、など地味で面倒に感じることがいざ本番になった時に、とても大事になっていきます。

うどんを作る際には、足で踏み付けるほどこねますね。

そうすることで、強いコシが生まれるわけです。

 

関西のうどんは比較的柔らかくて、讃岐うどんはコシが強いのが特徴です。

一般的に、こねるというと混ぜる、柔らかくするというイメージがある人もいるかと思います。

 

今回は練る【練度】について、訓練と練習の違いを参考にして考察していきたいと思います。

訓練とは

まず訓練とはなんなのかについて、調べてみます。

訓練とは、基本的に、馴(な)れるまで練習させることである。ただの、文字・言葉という形で表現された「知識」を伝えることにとどまる「教授」とは異なり、実際に何かを行わせることで、何かを実際にできるところまで習熟させることである。

引用:Wikipedia

訓とは、道徳的な面も含めて教えるといった意味合いがあります。

また川と付いているので、一定の道筋を流れるように言う。といった意味合いを持つ漢字になります。

 

なので訓練とは、有事の際に自分1人ででも現在地(危険な場所)から目的地(安全な場所)に向かって正しい順番通り(素早く)に進んで行けるようにすること。と筆者は解釈します。

避難訓練が小中学校でありましたね。

体育館で火災が発生した場合は、グラウンドに避難する。グラウンドが危ない場合は体育館へ避難する。など危険な場所からいかに安全な場所に行くために行っています。

練習とは

続いて練習とはどういう意味なのか?

習うの漢字は、ひな鳥が翼を動かした飛び方を習うから来ています。

他にも慣れるといった意味合いもあります。

白の部分は、言うや自らといった意味合いも考えられるのではないかという考察が他の方のブログで発見しました。

まとめると練習とは、自発的に自身の目的に沿って技術・技能・学問を繰り返し習うこととなります。

練度とは

うどんはこねるほど、コシが強くなるという話をしましたが、こねすぎるとゆでた時に固くなりすぎるので、ほどよくこねる必要があります。

これは物理的な話になるので、程よさが大切になります。

競技や自分の目的における技術の向上においては、際限がありませんのでどこまででも練り上げることが可能です。

 

練度が高い・低いだとやはり高い方が応用が効きますので良いと思います。

しかし、目的が無いのに練度を高めることは難しいわけです。

またその目的が、一般的に考えたときに善悪のどちらであるかも重要になります。

まとめ

自分自身のスペックを上げることで、自分を磨き結果的に誰かの役に立てるような自分になれるように訓練していけると良いですね。

商売でも三方良しという言葉ありますが、この言葉も練度を上げるという意味を踏まえており、三方良しで物事を進めていくと、スムーズに進んで行くことを言いたいのかなと思います。

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